株式会社IMAKE|情報セキュリティ対策規程
第1章 総則
第1条(目的)
当規程は、株式会社IMAKE(以下「当社」)の情報資産を保護し、情報漏えい・改ざん・紛失等のリスクを最小限に抑えることを目的とする。
第2条(適用範囲)
役員・従業員・業務委託・外部講師・パートナーなど、当社の情報資産を扱うすべての者(以下「利用者」)に適用する。
第3条(情報資産の定義)
当社が保有または管理するすべての情報を対象とする。
- プロジェクト情報(Notion・Google Workspace
- 顧客情報
- 制作物データ(Figma・Adobe他)
- 研修資料・教育コンテンツ
- 契約書、営業・提案資料
- アカウント・APIキー
第2章 情報セキュリティ管理体制
第4条(情報管理責任者)
当社は情報管理責任者を置き、セキュリティ対策の統括・監査を行う。
第5条(利用者の責務)
利用者は本規程の内容を理解し、情報の保護に努める義務を負う
第3章 情報の取り扱い
第6条(情報分類)
情報は以下の3区分とする:
機密情報(最重要)
- 顧客情報
- 契約書
- APIキー・アカウント情報
- 社内計画、経営情報
社外秘(重要)
- 制作物データ
- 提案資料
- セミナー資料
一般情報(公開可能)
SNS投稿用素材
Webサイト掲載情報
第7条(管理方法)
- ファイルは必ず「Google Drive」「Notion」「Figma」など指定クラウドに保存する
- ローカル保存は原則禁止
- 機密データはアクセス権のある者のみ閲覧可能
- パスワード付きZIPでの送付は禁止
- データ送付時は安全な共有リンクを使用
第4章 アクセス管理
第8条(アカウント管理)
- 会社発行アカウント(Google・Figma)は個人利用禁止
- パスワードは強固なものを使用し、使い回し禁止
- 退職・契約終了時は即日アカウント停止
第9条(端末管理)
- PC・スマホには必ずロック設定
- OSとアプリは常に最新状態
- 公共Wi-Fi利用時はVPNを使用
- ウイルス対策ソフトの導入を必須とす
第5章 外部委託・パートナー管理
第10条(外部委託先の扱い)
- 外部講師・デザイナー等へ情報提供する際はNDA必須
- 機密情報は業務に必要な最小限の範囲で共有
- 外部への再委託は禁止(承認がある場合を除く)
第6章 メール・データ送受信
第11条(メール送信の注意)
- 宛先・添付ファイルの誤送信に注意
- 機密情報をメール添付することは禁止
- 大容量ファイルはクラウド共有リンクを使用
第7章 クラウドサービス利用
第12条(利用可能サービス)
当社が認めるクラウドは以下とする:
- Google Workspace: ファイル保管・メール
- Notion: プロジェクト管理・社内Wiki
- Figma / Sites / Make: デザイン・制作
- Adobe Creative Cloud: 制作業務
個人Gmail、個人Dropbox、個人iCloudの業務使用は禁止。
第8章 廃棄・削除
第13条(情報の廃棄)
- 不要なデータは復元できない方法で削除
- 紙データはシュレッダーで処理
- 外部共有リンクは不要になった段階で無効化
第9章 事故発生時の対応
第14条(インシデント対応)
情報漏えい、紛失、誤送信などが発生した場合:
- 速やかに情報管理責任者へ報告
- 必要に応じて顧客・関係者に連絡
- 再発防止策を策定し、記録に残す
第10章 教育・研修
第15条(教育)
年1回以上、情報セキュリティ研修を実施
利用者は受講し、理解度を確認する
第11章 罰則
第16条(罰則)
- 違反者には就業規則に基づき懲戒を適用
- 外部委託の場合は契約解除・損害賠償対象となる場合がある
附則
本規程は 2025年 7月 1日より施行 する。